保険との比較

fxのイメージ

このように損失を抱えてしまっては、その時だけでなく、翌年まで苦しくなります。

利益がでたら美味しいFXですが、しっかり現実も見なければなりませんね。

ところでFXは、ギャンブルと同じような扱いをされることがよくあります。
個人的には、運まかせの要素の強いギャンブルと一緒にされたくないです。
しかし仕方がないと感じる部分もあります。

それは保険と比較してみれば分かります。
現在、私は通信制の大学で経済を学んでいます。
その際に「保険学」という科目を専攻しました。
そして保険とギャンブルを比較する項目がありました。

そこで位置付けられていたギャンブルの定義は、FXに置き換えてもシックリときました。

ちなみにあなたは、なぜ経済学部で保険を学ぶのかと疑問に思ったかもしれませんね。
実はリスクを人為的に分散させるという意味で、保険は経済学の世界で研究されています。
均衡した状態・安定した状態というのは、経済学が目標(ゴール)としているものですからね。

話を元に戻すと、保険とギャンブルの比較は、保険とFXに置き換えて説明することができます。
確定申告に備えて知っておくのはもちろん、リスク管理をする上でも役立つ情報ですよ。

2つの違いは、お金に対する効用の大きさにあります。
効用とは、その財を求める度合いのことです。

例えば、ものすご〜く喉が渇いているときを想像してください。
その時にお水を飲んだら、身体中に浸みわたって生き返りますよね。
これは効用が最大化している状態です。

しかし水分を摂りすぎて、お腹がタプタプの時はどうでしょう?
お水が欲しいとは思わないですよね。
むしろ「水を飲め」なんて言われたら、嫌な気分になります。

これは効用が最小になっている状態です。

そして保険では効用最大化、FXでは効用最小化している時に、お金は手元にあります。
つまり事故や病気になって、お金が必要になったときに備えるのが保険です。

一方FXは、余った資金を一旦手放すことでお金を増やしていきます。
取引をしている最中は、お金そのものを必要としていないのです。

だからFXでは、先を見越したリスク管理が求められます。
効用が最小化している時に、お金が必要になった時のことを考えなければならないのです。

Filed under: 確定申告 — 20:51:00